自分について語ることは難しい。
こと公に向かって自分の意見を書くことは本当に難しい。
blogというメディア上でこんな事を書くのも何だが、
少なくとも僕にとっては本当にそうなのだから仕方がない。
自己主張と自己表現の違いが、僕には長い間分からなかった。
自己顕示欲むき出しで実力が伴わない人をたくさん見てきたし、
傍から客観的にそういう姿を見るのは決して気分が良いものではない。
それに不特定多数に対して語ることは、
なんだか実体のないものを相手にしているようで心許ない。
こんな風に書くと僕は極端に自信のない人みたいだけど、
気が合う相手とは一週間でもNonStopで話すべき事はある。
文章を書くことも全く苦ではない。
公の場でも公の立場で語ることは慣れているほうだと思う。
事の大小問わず自分なりに思うところがないではない。
ただ相手が不特定多数となるとだめだ。
それは何も「カラマーゾフの兄弟」だとか、
「資本論」について語ることが難しいという意味ではなく、
明日の天気や、今日食べたザル蕎麦についてだって、
不特定多数の人に読まれることを意識した途端、
言葉が僕の中から滑り落ちていく。
自分の言葉に対する責任の問題。
正確に伝わっているか、誤解がないか・・・等々。
そんなこんなで僕は自分について語ることを半ば辞めていた。
自意識過剰といえばそれまでなのかもしれない。
ただ今まで溜め込んで来たものを吐き出しても良い時期が来ているような気はする。
このblogは僕にとってはささやかな試みの第一歩だ。
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